第21回倉友会総会、学習会へ参加して 医療法人 和風会 中島病院 萬代 圭悟 (19期生)
平成21年9月5日大分県別府市(かんぽの宿別府)にて開催された【倉友会第21回総会、学習会】へ初めて参加したので報告させていただきます。 みなさんご存知のように、【倉友会】とは九州・山口地域で活躍している、放射線科を卒業した同窓生で創られている会で、毎年1回総会が開催されています。 松丘会(放射線技術支部)から支部長黒住氏(4期生)、副支部長荒尾氏(8期生)、そして香川県地域支部(讃岐会)より副支部長小椋氏(8期生)と共に、岡山駅で待ち合わせをし、いざ九州へ向けて出発!!・・・と思いきやレールにナイロンが絡まったという放送があり、新幹線が出発しない。小倉からは特急に乗り換えないといけないので、時間ばかり気になりながら、結局12分遅れで岡山を出ることになりました。 小倉に着いても12分遅れは変わっておらず、特急ソニックへの乗り換えに、4人はダッシュ・・・といっても日ごろの運動不足もあり、気持ちだけがソニックへ・・・ 何とか間に合い、呼吸を整えながら約1時間10分ソニックに揺られながら、無事別府駅へ到着しました。 会場には私たちも含めて30人ほど集まっていました。 総会に先がけて学習会があり、佐々木氏(12期生)が「当院における撮影補助具の使用経験」、同じく吉永氏(12期生)が「知ってて得する膝のMRI」と題して日常診療・検査に役立つ内容を発表してくれました。 佐々木氏は整形外科勤務ということもあり、日頃から如何に患者さんに負担を掛けず、楽に検査が行えるかを念頭に、多くの補助具を考案されており、私たちに良きアドバイスを提言してくれました。また【失敗から学ぶことは多く有る】と名言も残してくれました。 吉永氏は苦労して作成したスライドが映らず、発表前に冷や汗を掻いていたようでしたが、何とか映すことが出来、きれいなMRIの画像を交えながら、学生時代にしかMRIを勉強していない私でも分かるような親切・丁寧な内容でMRIを好きになってしまいそうな発表でありました。 その後、総会が開催され、久間氏(18期生)の下に進行され、収支決算・事業計画等が承認され、倉友会の活発な活動・同窓生の結束力の強さが伝わってくる総会だと感じました。 引き続き懇親会も開催され、荒尾氏(8期生)から現在の川短の近況報告がありました。現在は単位制であり、私たちのときの学年制とは代わっており、その特色や現在の学校・学生の様子を教えていただきました。 また、診療放射線技師という職種にとらわれず、政界にも目を向けられ、去る平成21年2月に行われた北九州市議会議員(八幡東区選挙区)でトップ当選され、活躍しておられる白石一裕氏(2期生)も来られており、議員としてのやりがいがある事や苦労話など、たくさん話をしていただきました。 懇親会ではお酒も入ったこともあり、日常の検査における疑問などをお互いがぶつけ合って、とても有意義な時間が過ごせたように思います。またその後、宿泊している一部屋に集まり、さらに話も弾み、寝るのが惜しまれるくらい楽しい時間を過ごすことができました。まるで、学生時代に友達の家にみんなで集まって酒を飲んで騒いでいるような懐かしい感じになりました。 次の日、チェックアウトをするときには、みんな別れを惜しみつつそれぞれの帰路につきました。 最後になりましたが、今回このようなすばらしい会への参加を薦めてくださり、お忙しいのに食事や交通手段等の手配をしていただきました黒住支部長ありがとうございました。 また、初めて参加したにもかかわらず、楽しく親切にしていただきました倉友会の会長をはじめ会員のみなさんありがとうございました。 みなさんの今後のますますのご活躍を祈りつつ、参加報告とさせていただきます。 平成21年9月吉日
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