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安全で美味しく楽しみある食事を目指しています!
社会福祉法人淳風福祉会
若宮園・若宮老人保健センター・若宮の杜 栄養科
6期生 石井(中桐) 恭子

私は短大卒業後、川崎医科大学附属病院へ3年勤務しましたが、結婚・出産後に社会福祉法人淳風福祉会へ就職して26年(令和4年現在)になります。淳風福祉会箕島事業所は、特別養護老人ホーム若宮園(特養)は入所定員100人でデイサービスは通常規模型で定員30人、若宮老人保健センター(老健)も定員100人で通所リハビリテーションもあります。特養の隣には若宮の杜という地域密着型特別養護老人ホーム、また老健と同一敷地内に若宮園グループホーム(認知症対応型共同生活介護)が併設され超高齢化社会のニーズに合ったサービスを展開しています。

令和4年5月より、特養は新施設となりました。そのため全事業所同一の厨房だったものを2つに分離して食事を提供しています。新施設では、ニュークックチルシステムを導入し、運営方法に工夫をしています。厨房は直営で、管理栄養士5人、調理師7人、調理員7人で構成し、医療福祉大学の卒業生も就職していただき、一緒に仕事を頑張っていました。私は管理者として勤務しており、短大時代の臨地実習や附属病院での経験が今なお業務に活かされています。特に私たちが努力しているのは、「食事を通して、最後までその人らしい生活ができるよう援助していくこと」です。そのために嗜好や咀嚼・嚥下の状態に応じたもの、見た目にも考慮した介護食を作成し、多職種で協働して「安全で美味しく楽しみある食事」ができるようなシステムを構築しています。施設以外でも、介護予防教室や料理教室などを通して地域支援を行っています。

厳しい介護の現場ではありますが、スタッフのみんなが可能な限り楽しくやりがいを持って仕事ができるような雰囲気づくりやサポートに努めています。